Q1. 礼金は退室時に返還されるのでしょうか?
A1. 返還されません。大家さんは次の入居者が快適に住めるように、畳、襖、障子、壁紙、 建具、エアコン、キチン、風呂などの諸設備を定期的に補修・交換しなければなりません。 礼金は賃貸物件の品質を維持するための上記諸費用に充当されます。
Q2. 敷金は退室時に返還されるのでしょうか?
A2. 原則的に、全額返還されます。但し、入居者に故意や過失があって、 賃借物件に損傷を与えた場合はこの限りではありません。また、契約書に特段の 記載が無ければ、経年劣化による壁の汚れ、畳、襖などの汚れは大家さんの 負担です。
Q3. 礼金・敷金ゼロという物件を見かけますが、ベルオーク本郷はいかがでしょうか?
A3. 礼金・敷金ゼロのオーナーは大手法人企業が多く採用しています。 不動産の賃料は世間相場があり、法外に安い賃料では経営が成り立ちません。 これらの業者は礼金を取らない代わりに、当然、賃料を高目に設定して、 実質的に24回払いで礼金を回収する計算をしているはずです。 敷金については退室時に、一度に大金を請求されることがあり、 入居者にとってもリスクを覚悟しなければいけません。
Q4. 入居中、水漏れや事故や火災事故を起こしたら、賠償責任はあるのでしょうか?
A4. 事故原因が入居者にある場合は、賠償責任が発生します。 入居者が善管義務を怠ったことによる事故も責任を問われることがありますので、 事前に管理会社や大家さんにご連絡下さい。賠償保険に加入することもお勧めします。
Q5. 善管義務とは何ですか?
A5. 設備の使用、操作に当たって、善意の管理者としての注意を払う義務のことで、 ブレーカーが頻繁に落ちる、配水管が詰まっている、エアコンの手入れに注意を 払うことなども含まれます。 更に、ごみを部屋の中に積み上げたり、不潔状態のまま放置してカビや湿気のため 壁紙を汚したりする「片付けられない症候群」も善管義務違反となります。
|